本記事では、ディーゼルグランド DX 0W-30を解説します。
評判や口コミも併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ディーゼルグランド DX 0W-30とは
ディーゼルグランド DX 0W-30は、DPF対応省燃費ディーゼルエンジンオイル。
特に、大型車両用に開発された0W-30の低粘度マルチグレード油です。
参照：ディーゼルグランド DX 0W-30｜ENEOS株式会社
品質レベルは、以下の2つにあたります。
- JASO DH-2F
- JASO DF-4
| 品質レベル | DH-2F/CF-4 |
| SAE規格の粘度 | 0W-30 |
| 荷姿 | 20ℓペール缶・200ℓドラム缶 |
推奨粘度は「0W-30」で、低温粘度が0Wでとてもやわらかく始動性が良いオイルです。
高温粘度は30で、長距離移動にはそこまで耐性は高くないため、注意しましょう。
推奨粘度については、下記の画像を参照してください。
ディーゼルグランド DX 0W-30は、ENEOS独自の高性能合成基油と添加剤配合技術により、大型車両用に市場で初めて開発された低粘度マルチグレード油です。
ディーゼルグランド DX 0W-30の特徴3つ
ディーゼルグランド DX 0W-30の特徴は下記の3つです。
- 大型車両用に開発された低粘度オイル
- オイルとエンジンの寿命を最大化
- 環境に優しく省燃費
それぞれ解説します。
参照：ディーゼルグランド DX 0W-30｜ENEOS株式会社
大型車両用に開発された低粘度オイル
1つめの特徴は、ENEOS独自の技術によって大型車両市場で初めて登場した低粘度オイルである点です。
低粘度オイルは、始動性がよく燃費が良いのが特徴。
いままで、推奨粘度で悩んでいた方でも、0W-30の低粘度オイルが出たことで、幅広い用途で活用できるでしょう。
オイルとエンジンの寿命を最大化
2つめの特徴は、オイルとエンジンの寿命が比較的長く改善された点です。
- 耐摩耗性や清浄性に優れている
- エンジン各部の摩耗を防止できる
- カーボン・スラッジの付着を防げる
ENEOS独自の高性能合成基油の使用により酸化安定性が向上しているため、従来油以上の長寿命化が期待できるでしょう。
また、高い分散性がある添加剤を配合しているので、スス混入による粘度増加も抑えられます。
環境に優しく省燃費
最後の特徴は、環境に優しく省燃費である点です。
ディーゼルグランド DX 0W-30は、粘度指数の高い高性能合成基油を使用しているため「0W-30」でありながら、高温での油膜保持性は10W-30と同等以上。
この優れた温度と粘度特性により、実用域でのオイルの撹拌抵抗を下げ、従来のエンジンオイル以上の高い省燃費性を発揮できるのです。
また、ディーゼルグランド DX 0W-30の基油（基礎となるオイル）には、NOx吸蔵還元触媒の被毒元素である硫黄を含んでいません。
そのため、DPFの負荷軽減につながることはもちろん、環境にやさしいオイルであることも特徴といえるでしょう。
ディーゼルグランド DX 0W-30の注意点
ディーゼルグランド DX 0W-30はさまざまなメリットがある一方、欧州車などの大型車には規格が合わないケースがあります。
ディーゼルグランド DX 0W-30のほかに、5W-30と0W-40の商品もあるため、検討してみましょう。
ディーゼルグランド DX 0W-30の評判や口コミ
ここでは、ディーゼルグランド DX 0W-30の評判や口コミを紹介します。
粘度が低いオイルを探していました。実際にしっかり計算したわけじゃないけど、体感的には燃費が良くなった気がします！とりあえず使い続けてみます。
このオイルに変えてから燃費が全然違う。本当に良い。
会社でトラックをよく使うため、前からこのオイルを使ってます。燃費がよくなったのでコストカットもできました。次は0W-40に変えてみようと思っています。
※口コミは、Yahoo!ショッピングやAmazon、カー用品サイトから引用しております。
まとめ
ディーゼルグランド DX 0W-30は、初めて大型車両用に開発された低粘度DPF対応省燃費ディーゼルエンジンオイルです。
ペール缶20ℓで約15,000～20,000円が相場で、ほかの安価なオイルに比べると数千円ほど値は張りますが、大型車に特化した低粘度オイルのため、最終的にはコストカットにつながる優秀なオイルといえるでしょう。
ぜひ大型車両ユーザーは、メリットがたくさんある低粘度オイルを検討してみてください。
